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“ごみ”から生まれる新しい資源
農業資材
weadでは、「捨てる。を捨てる。」をテーマに、これまで廃棄されていた「籾殻」を 再活用し、農業現場で活躍する資材を開発・提供しています。
環境負荷を軽減しながら、生産者のコスト削減と圃場の改善を実現します。

籾殻の課題
Assignment

1. 分解に非常に時間がかかる(難分解性)
• 籾殻はリグニンやシリカ(ケイ酸)を多く含むため、自然分解が極めて遅い素材です。
• 籾殻をそのまま放置すると数年〜十数年残ることもあり、堆肥化もしづらいため山積みにされ、処理が追いつかないケースも多いです。
2. 環境負荷
• 野焼きは本来禁止ですが、処理に困って実施されてしまうケースがあり、CO₂・粒子状物質(PM)・煙害につながります。
• 乾燥した籾殻は風で舞い上がりやすく、粉じん問題や近隣苦情につながります。
3. 処分方法が限られ、未利用のまま滞留している
• 可燃ごみとして燃やすには水分・不燃成分が多く効率が悪い上に土壌改良資材、敷料、燃料などの用途はあるものの、大量発生する量に対して活用先が追いつきません。結果として、圃場周辺に野積み・放置されがちで、景観悪化や害虫リスクにつながります。
籾殻の有効活用・環境負荷低減・大量消費を可能にする
コメトコーヒー
安定した原料
「コメトコーヒー」の原料は、籾殻やコーヒー残渣、木粉を活用しています。使用している原料成分のばらつきが小さく、堆肥原料として品質が均一なため、畜ふんのように水分量や成分が大きく変動せず、安定的した品質で提供します。

病原菌の抑制
施肥から100日後、他社堆肥を使用した区画では「ネコブ病」が増大・発生しましたが、コメトコーヒーを使用した区画では、ネコブ病の緊密度が半減しました。
ネコブ部病以外にも「うどんこ病」「青枯病」への効果も期待できます。

透水性の向上
他社堆肥と比較し、コメトコーヒーには2.7倍の透水性があります。コーヒー残渣や籾殻による通気性および透水性が向上することによって根腐れを防止します。加湿や過度な泥腐りを防ぐため水捌けが悪い圃場で特に効果的です。

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